初めて振り込まれたのは、約20ドルだった
音楽配信を始めて、いちばん覚えているのは、初めて収益が振り込まれた日のことだ。
配信を開始して、だいたい2ヶ月後くらいだったと思う。初出金は、約20ドル。日本円にして、3,000円弱くらいだ。
正直に言って、大きな額じゃない。飲み会一回分にもならない。でも、僕にとっては、その20ドルの意味は金額以上だった。自分が作った音楽が、世界のどこかで聴かれて、ちゃんとお金になった——その事実が、何より嬉しかった。
ゼロが1になる瞬間は、後の1万円より重い。これは、自分でやってみないと分からない感覚だと思う。

今は、約150ドルまで育った
そこからコツコツ続けて、今は約150ドルくらいまで育った。
劇的な成長じゃない。一夜にして跳ね上がったわけでもない。地味に、少しずつ、積み上がってきた数字だ。でも、最初の20ドルから7倍以上になっている。続けてきた分だけ、ちゃんと増えてくれた。
音楽配信の収益は、ストック型だ。一度配信した曲は、止めない限り、その後もずっと聴かれ続ける可能性がある。今日アップした曲が、半年後、一年後にも、誰かのプレイリストでひっそり再生されて、わずかな収益を生む。この「積み上がっていく感じ」が、僕には合っていた。
途中、配信サービスにBANされた
ただ、ここまで一直線だったわけじゃない。途中で、けっこう大きな谷があった。
最初に使っていた配信サービス(DistroKid)で、アカウントがBANされてしまったんだ。これで、約2ヶ月、配信に穴があいた。新しい曲を出せない期間ができてしまった。
正直、焦った。「これで終わりかもしれない」とも思った。でも、ここで一つ、意外な発見があった。
配信が止まっている間も、それまでに出した曲の収益は出続けていたんだ。新規配信ができなくても、すでに世界に出ている曲たちは、変わらず聴かれ続けていた。さっき書いた「ストック型」の強さを、皮肉な形で実感した瞬間だった。

BANから学んだのは、「やりすぎは危ない」ということ
BANされた経験から、僕がはっきり学んだことがある。
それは、配信は、やりすぎると危ないということだ。
「たくさん配信すれば、たくさん稼げる」——そう思って量を追いかけると、プラットフォーム側の規約に引っかかるリスクが上がる。実際、僕はそれで一度、アカウントを失った。具体的に何がダメだったかの細かい話はここでは書かないけど、とにかく「量で押す」やり方には、明確な落とし穴がある。
これは、副業全般に通じる話だと思っている。一発逆転を狙って無理をすると、かえって全部失う。音楽配信も同じだった。地道に、規約を守って、コツコツ続ける。結局それが、いちばん遠回りに見えて近道なんだと、痛い目を見て学んだ。

今は乗り換えて、また地道に続けている
BANされた後、先月くらいから別のサービス(TooLost)に乗り換えて、また配信を始めた。
ありがたいことに、BANされたサービスで出た曲の収益(約150ドル)は、まだ発生し続けている。だから、たとえ新しいサービスでの収益が立ち上がるまで時間がかかっても、「このまま続ける価値はある」と思えている。乗り換え先で収益が出始めたら、まだまだ伸ばせるな、という手応えもある。
もちろん、今度は同じ轍は踏まない。量で押すんじゃなくて、無理のないペースで、長く続けること。それを大事にしている。
ゼロが1になる体験を、味わってほしい
音楽配信の収益は、正直、すぐに大きくはならない。最初は20ドルだ。劇的じゃない。
でも、自分の作ったものが、世界のどこかで聴かれて、わずかでもお金になる——この体験は、金額以上の価値がある。少なくとも僕は、あの最初の20ドルで、「個人でも、世界に向けて何かを出せるんだ」という手応えをもらった。
派手な成功談じゃなくて申し訳ないけど、これが個人音楽配信の、いちばんリアルな収益の話だ。焦らず、やりすぎず、コツコツと。それでも、ちゃんと積み上がっていく。
※この記事は、AI(Claude Code)の助けを借りながら、筆者本人の実体験をもとに書いています。
→ yamatochill-ai.com を見てみる
